映画『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』ストーリー謎解きと感想

©2016 WarnerBros.Ent All Rights Reserved.TM & ©DC Comics.

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「DCコミックス」を代表する2大ヒーロー『バットマン』と『スーパーマン』が激突するという、ファンでなくても気になる作品です。

片や中身は生身の人間、片や生身そのものが人類を超越した存在・・・。果たして勝負になるのか?との疑問もありますが、そこはさすがハリウッドです。

最終的には「なるほど、その手があったか」と、強引ながらも納得させられること間違いなしです。

ここでは、その夢の対決を描いた本作のストーリーと結末、そして感想や評価について綴って参ります。

映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』究極のバトル編 予告【HD】2016年3月25日公開

映画『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』作品情報

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【原題】

Batman v Superman: Dawn of Justice

【公開日】

2016年3月25日

【監督】

ザック・スナイダー

【キャスト】

ベン・アフレック、ヘンリー・カヴィル、エイミー・アダムス、ジェシー・アイゼンバーグ、ダイアン・レイン、ローレンス・フィッシュバーン、ジェレミー・アイアンズ、ホリー・ハンター、ガル・ガドット

【本編尺】

152分(アルティメット・エディション:183分)

【作品概要】

複数の異なる作品が同一の設定下で共演する作品を「シェアード・ユニバース」とか「シェアワールド」と呼びますが、中でも「DCコミックス」におけるキャラクターがクロスオーバーする作品を「DCエクステンデッド・ユニバース」と呼びます。

本作はその流れとして、2013年『マン・オブ・スティール』に次ぐ2作目に数えられる、いわば続編。ワンダーウーマン、そしてアクアマン、フラッシュ、サイボーグらがカメオ出演するシーンもあり、映画に彩りを添えています。

キャストは前作からヘンリー・カヴィル、エイミー・アダムス、ローレンス・フィッシュバーン、ダイアン・レインらが続投し、新たにベン・アフレック、ジェシー・アイゼンバーグ、ジェレミー・アイアンズ、ガル・ガドットという豪華なメンバーが起用されています。

果たして、下馬評どおり若き超人が圧倒するのか、はたまた科学技術の粋を集めた年長者の知恵と経験が上回るのか、ストーリーの展開が気になるところです。

 

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映画『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』のストーリー!ネタバレ注意

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ウェイン・エンタープライズの経営者の息子として誕生したブルース・ウェイン(ベン・アフレック)は、幼い頃に強盗の手によって両親を失い、執事のアルフレッド(ジェレミー・アイアンズ)に育てられました。

徹底的に悪を憎むブルースは、巨額の富とアルフレッドの支援によって「バットマン」となり、ゴッサムシティに蔓延する悪を淘汰するために、かれこれ20年以上にも渡って自警活動を続けていました。

一方、デイリー・プラネット社の記者クラーク・ケントとして人間界で暮らすスーパーマン(ヘンリー・カヴィル)は、惑星クリプトンから地球へ送られて来た異星人であり、前回(映画『マン・オブ・スティール』)、侵略者ゾッド将軍との激戦を制して地球の危機を救いました。

ところが、その際のメトロポリスでの激しい市街戦の結果、ブルースの自社ビルが破壊されてしまいます。大勢のの社員を失い、市民を救うことができなかったブルースは、スーパーマンのあまりにも強大な力を危険視するようになります。

そしても世論においても、スーパーマンを英雄視する者たちと、異星人であることを理由に敵視する者たちとに二分される結果となっていました。

 

―――1年半後、かつてゾッド将軍が地球侵略に利用しようとしたインド洋の海底から、クリプトナイトという緑色に輝く鉱石が引き上げられます。―――

 

その頃、クラーク・ケントが思いを寄せる女性記者ロイス・レイン(エイミー・アダムス)は、傭兵部隊の取材中に危機的状況に陥ったところをスーパーマンに救われます。

ところが後日、このスーパーマンの行動が「たった1人の新聞記者を助けるために多くの一般人が犠牲になった」として問題視され、公聴会が開かれることになりました。

一方、ロシアのテロリストで武器密売人のアナトリ・クナイゼフ(カラン・マルヴェイ)という男が良からぬ計画を企てていることを突き止めたバットマンは、その組織を追い詰めようと調査していました。

その一連の動きをニュースで見たクラークは、ここで初めてバットマンの存在を知ることになります。

1年半前の戦いで多くの人が犠牲になったメトロポリスでは、慰霊碑としてスーパーマンの彫像が建立されます。そこに元ウェイン・エンタープライズの社員で、メトロポリスの戦いに巻き込まれて車椅子の生活となった男性ウォレス・キーフが現れ、彫像に赤い塗料で「偽りの神」と落書きして拘束されます。

その様子をテレビニュースで見ていたクラーク・ケントとロイス。市民の中にスーパーマンに対する恨みや不信感を抱いている者が相当数いることは間違いないのでした。

 

レックス・コープの若き社長、レックス・ルーサーJr.(ジェシー・アイゼンバーグ)は、インド洋から引き上げられたクリプトナイトを手に入れ、その兵器利用への可能性に着目します。

クリプトンから飛来した宇宙船に入る許可を取り付けてその仕組を観察した彼は、クリプトナイトの利用方法を研究しながら、ゾッド将軍の遺体を手に入れて悪用することを計画します。

一方、アナトリ・クナイゼフを調べていたブルースは、その黒幕がレックス・ルーサーJr.であることを突き止めます。

そこで、ブルースはレックスが開いたパーティーに潜入するのですが、そこで初めてクラーク・ケントと対峙することになります。2人は一時会話を交わしますが、そこに割って入ったレックスのおしゃべりによって中断させられます。

ブルースは会場からレックスの仕事部屋に忍び込み、パソコンからデータを盗み出すことに成功しますが、それを見ていたダイアナ・プリンス(ガル・ガドット)に横取りされてしまいます。ダイアナの正体は、ブルースと同じく潜入していたワンダーウーマンなのです。

その頃、クラークはスーパーマンとなって災害現場へ急行。名誉挽回とばかりに人々を救助して行きます。

一方、落書きで拘束されていたウォレスは、彼を利用しようと企んだレックスが支払った大金によって保釈されます。

ブルースと再び接触したダイアナは、「借りただけよ」と言いながら彼にレックスのデータを返しつつ、「私たちは同じ人物を追っている」のだと告げます。

データを解析したブルースは、レックスが「ホワイト・ポーチュギー」という船でクリプトナイトを持ち込み、スーパーマンの対抗手段に利用するつもりであることを突き止めます。

それを知ったブルースは、自らがクリプトナイトを手に入れようと積荷を狙ったものの、スーパーマン本人に阻止されます。スーパーマンにお目溢しをもらったバットマンでしたが、実はちゃっかり積荷にGPSを仕掛けていました。

ジューン・フィンチ議員(ホリー・ハンター)に接触したウォレスは、「スーパーマンに会わせてくれ」と訴えます。フィンチ議員は公聴会を開き、スーパーマンに出頭を要請しました。

ところが会場は大爆発を起こし、スーパーマン以外の全員が犠牲になってしまいます。この爆発はレックスが仕組んだもので、ウォレスの車椅子に爆弾が仕掛けられていたのでした。

自分を責めて落ち込むスーパーマン。彼は、地球での育ての親であるジョナサン・ケントを回想します。

ダイアナから返されたデータを解析したブルースは、彼女がワンダーウーマンであることに気付きます。

仕掛けたGPSからレックスの倉庫を突き止めて潜入したバットマンは、クリプトナイトを奪うことに成功します。しかしこれはレックスの計画どおりの流れでした。

何も知らずにスーパーマンを敵視するブルースは、対スーパーマン用の特殊スーツを開発します。一方のレックスはゾッド将軍の遺体を宇宙船に運び込んで何やら実験を始めるのでした。

 

やがて、ロイス・レインを人質にとってスーパーマンを呼び寄せるレックス。目の前でロイスをビルから突き落としますが、スーパーマンはそれを見事にキャッチして助けます。

ところがレックスは、クラークの育ての母であるマーサ・ケント(ダイアン・レイン)を拉致したこと、そしてバットマンと戦うことが無事に帰す条件だと告げて去ります。レックスは最初からバットマンとスーパーマンを戦わせるための計画を練っていたわけです。

折しもその時、夜空にはバットマンサインが照射され、彼はスーパーマンが飛来するのを待っていたのでした。

その頃、ダイアナはブルースからのメールを受信していました。それに添付されていた動画を再生した彼女は、ブルースが自分がワンダーウーマンだということに気づいたことを悟ります。

 

※ 【ネタバレ注意!】これより先には、物語の結末が含まれています。映画本編でストーリー展開を楽しみたい方はご用心願います。

バットマンが待つ元へ出向いたスーパーマンは、黒幕はレックスであり、彼の策略によって自分たちが戦うよう仕向けられていることを伝えようとします。しかし耳を貸そうとしないバットマンに、仕方なく応戦するスーパーマン。

バットマンは粉末にしたクリプトナイトを吸わせてスーパーマンを弱らせ、まさにとどめを刺そうとしたその時でした。

「マーサが殺される」その言葉に驚くバットマン。実はブルースの母親の名前もまたマーサだったのです。冷静さを取り戻したバットマンはスーパーマンの言葉に耳を傾けます。

ようやく事情を飲み込んだバットマンは、スーパーマンと協力することに同意。バットマンはマーサの救出に向かい、スーパーマンはレックスの元へと向かいました。

レックスはゾッド将軍の遺体と自分の血を結合させて作り出したモンスター、ドゥームズデイを解き放ってスーパーマンに挑みます。

バットマンは無事にマーサを救出することに成功し、スーパーマンの援軍となるべく向かいます。

ドゥームズデイの圧倒的なパワーの前に苦戦する2人。そこへワンダーウーマンが登場し、3人でモンスターに挑みます。

バットマンはクリプトナイトの粉末を仕込んだ弾丸を放ち、スーパーマンは自分への悪影響もかえりみずクリプトナイト製の槍を振るいます。

スーパーマンは見事に槍をドゥームズデイに突き刺すことができたものの、2人は相打ち・・・。

翌日の新聞紙面には「スーパーマン逝く」の大見出しが掲載され、アメリカでは国葬が執り行われます。

レックス・ルーサーJr.は陰謀の発覚で逮捕され、髪の毛を丸坊主に剃られて拘置所に入れられました。そこにやって来たバットマンに「世界の終焉が始まる鐘が鳴ったのだ」と伝えます。

葬儀の場で、実はクラーク・ケントは婚約指輪を用意していたのだとマーサから聞かされるロイス。

ブルースから、志を共にできる仲間を見つけて一緒に戦い続けようと提案されるダイアナ。

クラークから贈られた指輪をはめたロイスが、彼が眠る棺に一握りの土をかけてその場を後にします。すると棺にかけられた土がわずかに浮かび上がるのでした。

 

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映画『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』の感想と評価

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いかがでしたか?

「まさか!」という結末の直後に「もしや・・・?」と期待を持たせるエンディングシーン。

お約束と言えばそうなのかも知れませんが、いろいろな意味でショックを受けた方が多いことでしょう。

さて、スーパーマンの圧倒的な戦闘力に畏怖の念と同時に敵意を抱き始める人類。それを好機ととらえスーパーマンを陥れて世界を混乱に巻き込もうと企てるレックス・ルーサーJr.。

レックス・ルーサーJr.は実際にDCコミックスの出版する『スーパーマン』に登場するスーパーヴィランです。

そしてスーパーマン唯一の弱点であるクリプトナイトもまた、コミック中に登場する鉱石です。

人類の力ではどうあがいても対抗できないほどのスーパーマンの能力は、「味方で良かった」という安堵感を抱かせる反面、「もし敵だったら・・・」という負の想像力をたくましくもさせます。

この発想をちゃっかり具現化した映画が、2019年公開の『ブライトバーン』だと言えるのかも知れません。

映画『ブライトバーン』ストーリー謎解き!評判や日本公開情報をチェック
注目のアメリカ映画、『ブライトバーン/恐怖の拡散者』の公開が迫っていますね。昨2018年から話題になっている本作ですが、事前情報からして“かの超メジャーなヒーローもの”との比較で盛り上がっているとかいないとか・・・。今回は、その実に興味深いストーリーや周辺情報について、あれこれまとめて行きたいと思います。

弱点であるクリプトナイトを劇中にアイテム化している辺りも共通点があるので、予備知識として本作を鑑賞しておくのも面白いことでしょう。

ところで、「vs」と付けられた対決物の場合、「先に表記された方が勝つ」というジンクスがあります。かつての東宝コジラシリーズでもそうですし、その記憶が鮮明な私は本作の報道を見た時に「スーパーマンが負けるのか?」と、驚きとともに想像した覚えがあります。

実際の結果としては、バットマンとの間に勝ち負けの軍配が上がるわけではなく、違う意味でショックを受けることになるわけですが、その辺りの筋書きはさすがにハリウッド作品らしいと言うしかないですね。

とにかく、細かい批評はともかく、スーパーマンやバットマンのことをよく知らない世代が観たとしても飽きることなく鑑賞できる一品に仕上がっていることは間違いないところでしょう。

 

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