映画『クロール -凶暴領域-』ストーリーと結末!感想と評価をレビュー

©2019 PARAMOUNT PICTURES ALL RIGHTS RESERVED

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2019年7月12日に全米で公開されて話題となり、同年10月11日から日本でも公開される映画『クロール -凶暴領域-』

かつてブームを巻き起こした動物パニック映画の流れを彷彿とさせますが、現代のハリウッドがこの題材をどのように観せてくれるのか実に興味深くもあります。

ここでは、そのストーリーを結末まで詳しく紹介するとともに、作品のレビューについても語ってみたいと思います。

『クロール ―凶暴領域―』日本版予告編(60秒)

映画『クロール -凶暴領域-』作品情報

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【原題】

Crawl

【公開日】

2019年10月11日

【監督】

アレクサンドル・アジャ

【キャスト】

カヤ・スコデラリオ、バリー・ペッパー、アンソン・ブーン、ホセ・パルマ、ジョージ・ソムナー、エイミー・メトカーフ、モリファイド・クラーク、アナマリア・セルダ、サヴァンナ・スタイン

【本編尺】

87分

【作品概要】

映画『クロール -凶暴領域-』は、2019年7月にアメリカで公開されたサバイバル・スリラーです。日本では同年10月11日より公開されています。

その内容はシチュエーション・スリラーとも動物パニック・ムービーとも呼べるもので、昨今では『ロスト・バケーション』や『MEG ザ・モンスター』といった作品を連想させますが、今回登場人物を恐怖に陥れる相手は無数のワニ軍団です。

突如として危機的な状況下に放り込まれることになるヒロインを、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最期の海賊』で抜擢されたカヤ・スコデラリオが好演しています。

 

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映画『クロール -凶暴領域-』のストーリー!ネタバレ注意

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幼い頃から水泳に勤しむ主人公のヘイリー・ケラー(カヤ・スコデラリオ)。この日、フロリダ大学の競技大会に出場した彼女は、ベストタイムまであと一歩の成績を出しながらも一位を逃してしまいます。

帰宅しようとロッカールームで身支度をしていると、姉のベス(モリファイド・クラーク)から電話が入りました。それによると、現在カテゴリー5の大型ハリケーン「ウェンディ」がフロリダを直撃しつつあり、父親のデイヴ(バリー・ペッパー)と連絡が取れなくなっているとのこと。

両親の離婚後はデイヴと疎遠になっていたヘイリーでしたが、その無事を確認するためにフロリダへ向かって車を走らせます。

父親デイヴが1人暮らすはずのコンドミニアムはもぬけの殻で、彼の愛犬シュガーが取り残されていました。

そこでヘイリーは、ベスの反対を押し切り、シュガーを連れてコーラル湖畔へ向かいます。そこには、かつて家族4人で暮らした家があるのです。

 

途中、警察の制止をする抜けながら懐かしい家に到着すると、既に辺りは水に浸かっていました。車庫にはデイヴの車が停められています。

家の中を探し回るヘイリーでしたが、見つかったのはスマホだけ。するとシュガーの鳴き声が聞こえ、それを追って地下室へ行くと、そこに負傷して倒れているデイヴを発見します。

病院へ連れて行かなければと彼を運び出そうとするヘイリー。ところが突然、地下室に潜んでいた巨大なワニ(アリゲーター)が襲い掛かって来ました。

パニックに陥りながらも辛うじて逃げ出したヘイリーは、父親とともに鉄パイプを盾にして隠れます。そこには巨大なアリゲーターは入って来られないはずですが、浸水の勢いは治まらず、地下室が水没するのは時間の問題です。

 

※ 【ネタバレ注意!】これより先には、物語の結末が含まれています。映画本編でストーリー展開を楽しみたい方はご用心願います。

目を覚ましたデイヴは、襲いかかるアリゲーターから逃れようとして負傷したと言います。ヘイリーに自分を置いて逃げろと言うデイヴでしたが、ヘイリーは諦めません。

逃げる途中で落としたスマホを探そうと鉄パイプの盾から出ると、アリゲーターの動きに注意しながらスマホを回収することに成功します。

ところが、警察に電話を架けて救助の要請をしようとしたその時、闇の中からアリゲーターが襲い掛かります。悲鳴を上げて逃げ出すヘイリーでしたが、もう1匹のアリゲーターが現れて挟み撃ちの状態に・・・。

負傷しながらも何とか逃げ出し、デイヴのいる場所へ戻ることができたものの、危機的な状況の中でスマホは壊れてしまいました。

地下室の窓から外の様子をうかがったヘイリーは、ボートに乗って避難地域荒らしをする三人の男女スタン、リー、マーヴの姿を見つけます。

フラッシュライトを照らして注意を引くことに成功しますが、アリゲーターの群に襲われた3人は無残にも餌食となってしまいました。

 

デイブから、家の外に出るには廊下からリビングに戻るしかないと聞いたヘイリーは、地下室の天井にあるハッチを開けて脱出しようと試みますが、何か重い物に塞がれていて開きません。

そこへ2人の警官が周辺の確認のためにボートに乗ってやって来ました。その内の1人はヘイリーの友人で、彼女がこの辺りにやって来たことを知って様子を見に来たのです。

家の中に入って来た彼は地下室に閉じ込められたヘイリーとデイヴを発見。2人はアリゲーターが潜んでいることを大声で伝えます。

外に待機するもう1人に無線で知らせた彼でしたが、次の瞬間にアリゲーターに襲われ無残にも命を落とします。更に外の1人も、ボートを降りた瞬間に別のアリゲーターの餌食となりました。

絶望の中、ヘイリーは両親の離婚の原因が自分の水泳にあるとして、自身を責める苦しい胸の内をデイヴに告白します。

それを否定してヘイリーを諭し、励ますデイヴ。君は勇敢な水泳選手であり、我々はこんなところでアリゲーターごときに負けるわけには行かないのだと。

 

2人は脱出の計画を練りました。デイヴが水面をパイプで叩いてアリゲーターを引き付け、その隙にヘイリーが潜って階段から外へ出ようというものです。

ところが1匹のアリゲーターが階段から離れようとしないため、作戦を変更して排水管を目指したヘイリーは、そこでアリゲーターの巣と卵を発見します。

そしてヘイリーが警官の遺体から拳銃を抜き取った時、アリゲーターが襲い掛かります。腕に噛みつかれ悲鳴を上げながらも銃弾を浴びせ続け、なんとか絶命させることができました。

負傷したヘイリーでしたが排水管を伝って屋外へ出ることができました。しかし周囲には無数のアリゲーターが泳ぎ回っており、ヘイリーめがけて群がります。それらを何とか振り切って家に泳ぎ着いたヘイリーは、窓を破って中へ入り込みました。

地下室では浸水によってデイヴが溺死寸前の状態です。台所の床をハンマーで叩き壊してデイヴを引き上げ、必死で人工呼吸と心臓マッサージを繰り返すと、ようやくデイヴは息を吹き返します。

ヘイリーは警官たちのボートを使って脱出しようと考え、またしてもアリゲーターたちとの“競泳”の末に命からがらボートに辿り着きました。ところが、突然に発生した濁流によってデイヴともども家の中に押し戻されてしまいます。

屋根の上へ逃れようと階段へ向かうヘイリーとデイヴ、そしてシュガー。途中で警官が使っていた無線機を見つけたヘイリーはデイヴらを先へ促し、自分は救援を呼ぼうとします。しかし無線機は上手く操作できません。

そこへ救難ヘリコプターがやって来て、今度は救難信号灯を使って合図を送ろうとします。ところが、いきなりアリゲーターが窓を突き破って襲い掛かって来ました。

水中へ引きずり込まれて絶体絶命のヘイリーでしたが、救難信号灯をアリゲーターの目に突き刺して逃れます。必死で窓から出ると、そこにはアリゲーターの群・・・。次から次へ襲い掛かるアリゲーターを避けて何とか屋根に上ることができました。

一方のデイヴは愛犬シュガーを助けるためにアリゲーターと闘い、片腕を失いながらも階段を登り切って屋根に出ます。

ようやく屋根の上で再会した息も絶え絶えの父娘。救難信号灯を必死に掲げるヘイリーに気づいた救難ヘリコプターは、2人へ近づきながら救助用のケージを下ろすのでした。

 

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映画『クロール -凶暴領域-』の感想と評価

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本作の製作には『死霊のはらわた』、『スパイダーマン』シリーズ(2002年~2007年)、『ダークマン』、『クイック&デッド』等の監督として知られるサム・ライミが携わっています。

個人的にはそれだけで鑑賞するべき理由になってしまうのですが・・・。

 

本作の公開当時、アメリカでは批評家からの採点は概ね好評だったようです。映画全編に渡るハイペースな展開と、主演のカヤ・スコデラリオの演技が高く評価され、作品のテイストとしても従来のモンスターパニック映画とは差別化されたオリジナリティーを保っているとされています。

これらの評価にはほぼ同感ですが、作品のジャンルやテイストからすると好みは大きく分かれるであろうことは間違いないでしょう。

 

私(管理人Nabee)は1975年に観た『ジョーズ』をきっかけに映画にハマった口ですから、いまだに動物パニック系の作品には理屈抜きに惹かれてしまいます。

当時はサメを題材にした追随作品はもちろん、『グリズリー』や『テンタクルズ』といったモンスター映画が実に多かった記憶があります。最近ではさすがに当時ほどのペースではありませんから、内心ではなんとなく寂しくもありました。

 

こうしたモンスターとしてワニが登場する作品と言うと、古くは『アリゲーター』から、記憶に新しいところでは『U.M.A レイク・プラシッド』などを思い出しますが、「でもどうして今、ワニ?」という声も聞かれます。

確かに理由が知りたいところではありますが、ホラーやモンスター映画にどんな動物が登場しようと、そこに厳密なルールとかタイミングなんて関係ないわけで、こうして映画化が実現したってことは、その脚本に魅力があったからでしょう。

ネタ不足を指摘される昨今のハリウッドではありますが、気が遠くなるような数の企画の中から採用されたと考えれば、それなりのクオリティには期待して良いのだと思います。

 

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