映画『ルシアンの青春』あらすじ見どころ!巨匠ルイ・マルの名作をチェック!

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1974年の映画『ルシアンの青春』について、ストーリーや見どころをご紹介しています。

第二次大戦末期のフランスで、ナチとレジスタンスの戦いのさなかに身を置く若者とユダヤ人の娘との、あまりにも儚い愛の逃避行を描きます。

 

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映画『ルシアンの青春』作品情報

【原題】

Lacombe Lucien

【製作年・国】

1974年・フランス/イタリア/西ドイツ

【監督】

ルイ・マル

【キャスト】

ピエール・ブレーズ、オーロール・クレマン、オルガ・ローウェンアドラー、テレーゼ・ギーゼ、ステファーヌ・ブーヌ、ルム・イヤコベスコ、ジャン・ログリエ、セシル・リカール、アヴェ・ニンキ、ジャック・リスパル

【本編尺】

130分

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映画『ルシアンの青春』の作品概要

フランス・イタリア・西ドイツで制作された、第二次世界大戦中のフランスが舞台となっている映画です。

実在した1人の若者のエピソードをもとに作られています。

監督は『死刑台のエレベーター』などで知られているフランスの名匠、ルイ・マルが務めました。

脚本は監督であるルイ・マルと、パトリック・モディアノによる共同制作です。

音楽はギタリストでもあるジャズ・ミュージシャン、ジャンゴ・ラインハルトが務めました。

本作は、1975年英国アカデミー賞において、作品賞を受賞しています。

アルバート・オルンを演じたオルガ・ローウェンアドラーは、1974年全米批評家協会賞において、助演男優賞を受賞しています。

脚本に携わったパトリック・モディアノは、2014年ノーベル賞において、ノーベル文学賞を受賞しています。

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映画『ルシアンの青春』のあらすじ

第二次世界大戦の最中、フランスはドイツ軍に侵略されていました。

フランス南西部で暮らす17歳の少年、ルシアン・ラコンプ(ピエール・ブレーズ)は、町の病院で清掃の仕事をしてわずかな給金を貰っていました。父親はドイツ軍の捕虜となり、母親は愛人と暮らしています。母親は生活のためと、愛人の顔色をうかがってばかりです。休暇で家に帰っても、居場所はありませんでした。

ルシアンは、地下でドイツ軍へ抵抗している組織・レジスタンスへの参加を志願し、首謀者の1人である教師の元を訪れます。しかし、まだ若いという理由で断られてしまいます。病院での仕事に不満があれど、レジスタンスには入れず、家に居るわけにもいかないルシアンは、休暇を終えて病院へ戻ることになります。

病院へ戻ろうと町を歩いていたルシアンですが、なにやら賑わっているホテルに目を奪われます。ホテルの様子に見入っていたルシアンは、スパイと疑われてホテルの中へと連れていかれてしまいました。そこは、ナチス・ドイツのゲシュタポの本部でした。

ホテルの中へ連れてこられたルシアンはお酒を勧められます。そして、酔ったところで誘導尋問に引っ掛かり、レジスタンスの教師のことを話してしまいました。

翌日、その教師が連行されてきました。教師はルシアンに対して激しい批判を浴びせます。図らずも、レジスタンスの幹部の逮捕に協力したルシアンは、トナン署長(ジャン・ログリエ)に気に入られ、そのままドイツ警察として働くことになりました。

そして、パリで一番の仕立て屋というアルバート・オルン(オルガ・ローウェンアドラー)の元へと連れていかれ、スーツを仕立ててもらうことになりました。その仕立て屋は、隠れて暮らしているユダヤ人でした。彼には、年老いた母親と、若い娘がいました。娘のフランス・オルン(オーロール・クレマン)はピアノが上手な美しい女性でした。

ルシアンはフランスに心奪われていきますが、フランスはユダヤ人であり、ルシアンはゲシュタポの一員です。悲しい恋の行方が待ち構えていました。

ルシアンはドイツ警察として、レジスタンスの活動をしている人々の逮捕、財産没収に協力していきます。

一方、ユダヤ人への迫害は強まる一方となり、オルン一家にも暗雲が立ち込めて・・・。

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映画『ルシアンの青春』の見どころポイント

ドイツ軍の侵略によってフランスがどのような状況に陥っていたのか、垣間見ることのできる映画となっています。その中で、ナチス・ドイツに協力してしまった若者が描かれています。

ルシアン自らが望んで祖国を裏切ったわけではなく、不運なきっかけからナチス・ドイツに協力してしまいます。そして、拳銃を持たせてもらい、上等なスーツを着させてもらい、富を得て、ドイツ警察として振る舞うようになっていきます。田舎育ちのルシアンは、その権力で、なんでも思い通りにできるという勘違いをしてしまうのです。

悪人ではない青年が、権力に取り憑かれていく生々しさを感じます。

女性に恋をしても横柄な態度しか取ることができません。それでも懸命に彼女の気を引こうとするルシアンですが、全て裏目に出てしまうのも仕方ありません。父、アルバートが反対の姿勢をとるのも納得です。

ドイツ警察として働く青年と、ユダヤ人の娘との奇妙な関係にはソワソワさせられます。それでも、ルシアンとフランスは、徐々に心を通わせていくのですが・・・。

ナチス・ドイツに染まってしまったかのように見えたルシアンが、ユダヤ人収容施設に送られそうになっているフランスを助けようとする姿には、心打たれるものがあります。

戦争に翻弄された人々を、敵国に加担してしまったフランス人青年の視点から見た映画となっています。

戦時下を敵国の協力者として生きた彼の青春は、決して我々の思い描いている青春ではないと突きつけられることでしょう。

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